コチラお役立ち情報局 027
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ボストン・レッドソックスの吉田正尚がついに、憧れの名手と対面を果たした。しかもバット2本とスパイクをプレゼントされる嬉しいサプライズだ。現地5月6日、レッドソックスは敵地でフィラデルフィア・フィリーズとの第2戦に臨む。吉田は休養を兼ねてベンチスタートなったが、会場入りしてまもないタイミングで訪問を受けたようだ。吉田の元を訪れたのは、対戦相手であるフィリーズのブライス・ハーパー。2度のMVP受賞を誇るMLB最強スラッガーのひとりで、トミー・ジョン手術から驚異的なスピードで復帰を果たし、前日には久々に本拠地でバッターボックスに立った。吉田はオリックス時代からハーパーが大のお気に入りで、2021年まで同じ背番号34を選んでいたほど。愛犬の名がハーパーで、愛猫の名がブライスというこだわりようで、インスタグラムのアカウント名も『@BH_Masataka34』とハーパーのイニシャル付きだ。吉田は以前、元オリックスのアダム・ジョーンズからハーパーのサイン入りユニホームを贈られている。互いへのリスペクトを示しながらも、なかなか対面する機会がなかったが、ついに吉田にとっては嬉しい瞬間が訪れた。しかもハーパーはバット2本とスパイクに自身のサインを入れて贈呈。その様子をレッドソックスの公式ツイッターが紹介し、「まるで兄弟愛だ!」とのキャプションを添えた。吉田の屈託のない笑顔が印象的だ。ボストン・レッドソックス専門のポッドキャスト番組『Name Redacted Podcast』で司会を務めるタイラー・ミリケン氏はツイッターで、「マサタカ・ヨシダが今日、ブライス・ハーパーに会うという念願を成就させた」と綴り、私服姿でプレゼントを持参したハーパーに対して「素晴らしい振る舞いだ」と賛辞を送った。さらに、米スポーツベッティングサイト『DraftKings』に寄稿するジャレッド・カラビス記者も「こんなことをするなんて、ハーパーはクールだな!」と呟いている。ハーパーは前日の試合前に取材に応じ、吉田の想いに対して「誰かに尊敬されるというのは、とても謙虚な気持ちになれる」と語り、そのパフォーマンスに関しては「こっちに来て最初の数週間で大きな成功を収めてみせた。特にボストンという厳しいマーケットを考えれば、現時点でこのような活躍を見せているのは、本当に素晴らしいことだよ」と称賛していた。
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